先日、このブログにエスカレータの手すり(ベルト)の
進み具合が、立っている人よりも速いのではないかと
いうことを書いたのですが、
何か正当な理由があるのではないかと思い、
「社団法人 日本エレベータ協会」なる所へ
メールで問い合わせをしたところ、
今までの疑問を一気に吹き飛ばしてくれる回答が
返ってきたので質問メールと一緒に全文を公開します。
<質問>
> 私は仕事でよく電車に乗るのですが、駅にあるエスカレータではだいたいベルトに
つかまって立っています。
> しかし、若干ですがそのベルトを持っている手が立っている自分よりも速く進むの
です。
> 勘違いではないような気がするのです。何か理由があってそうなっているのかもし
れないと思い、質問させていただきました。
>
> メーカーによって異なることかもしれませんけれども、なにとぞご回答よろしくお
願いいたします。
> くだらない質問で恐縮です。
<回答>
エスカレーターの移動てすり(ゴムベルト)は、エスカレーター本体
内部(人からは見えないところ)で、移動手すりを回転するローラー
で挟んで摩擦力で動かしているのが一般的な方法です。
多数の人が移動手すりをつかむ場合や、物を載せたりすると
負荷がかかり遅れ気味になります。
そこで、若干ですが踏み段よりは、速い速度となっています。
地下鉄駅などの長いエスカレーターの場合は、その差を感じる
ことがあるのは、以上の理由です。
エスカレーターの構造は、当協会ホームページに載せております
ので、参考にしてください。
http://www.n-elekyo.or.jp/square/escalator_01.html
エレベータ協会事務局
なるほどね。そういえば確かに重そうな荷物置いてる人いてるわ。
立っている人間よりも遅くなるというのはまずいから、
若干速く設定してある。
やはり正当な理由があったのですね。